YURI PARK

2021/06/05 08:00

ニット製品には、ニットならではの魅力的な仕様が数多くあり、ニットの特性が生かされたディテール表現は、製品の顔を作り上げる大切な要素となっています。YURI PARKのニットにも、技術的な目的から生まれた独自のディテール表現があり、LUNETTA(ルネッタ)もその一つです。後ろ衿ぐりのラインを作るために生まれたものですが、その部分が長細い半月形をしていることから、LUNETTA(イタリア語で半月形のものの意)と呼ばれています。後ろ衿ぐりがゆるいカーブになるように、いくつかの型には、リンキング 職人が縫い上げていく時の目印としてアイレットが施されており、半月形の部分はそのまま自然にカーリングした状態で残ります。可能な限り編み地にハサミを入れずに仕上げる、と言うこだわりから生まれた技法ですが、独特の美しい表情を生み出しています。LUNETTA、アイレットの有無は型によりますので、お手元のYURI PARKニットにLUNETTAがあるかどうか、一度ご覧になってみてください。