2021/05/18 23:30
かつてイタリアには、一枚のニットを糸、色、デザインから選び「手横編機」を用いて仕立てることのできる工房が数多くあり、その職人たちの技術は、大量生産の技術とは大きく異なり、着る人のサイズに合わせたパターンの追求、編み地への細かな気配り、すべての工程の中で必要な作業が丁寧に行われていました。
今となってはそのような工房は数少なく、腕の良い編み機職人や、手横編機のメンテナンスや修理を行う技術者も、ほとんどが高年齢者で、後継者問題が深刻となっています。YURI PARK ARTIGIANOを支える編み機職人たちは現在2人。イタリアニット産業の黄金期を通ってきた大ベテランと、古き良きニットの世界に魅了され、数年前から編み機職人としてスタートした女性。手横編機で作るアルティジャーノニットの魅力を伝えていけるよう、技術継承、そして、美しい編み地の追求を、これからも私たちは続けていきます。
